その他

2016年5月3日

 

さて、選別前の羽毛ストック品を横目に倉庫を横断。

工場の視察を終え、選別前の羽毛のストック品を横目に倉庫を横断。

第2倉庫。規模が大きくなり、今は第3倉庫までストック用の倉庫が

また次の倉庫。規模が大きくなり、まだストック用の倉庫が

あるそう。 ここで倉庫をてくてくと歩いていて、ふとしたことに気づきました。

選別前ってことは洗浄前だと思うけど・・・ ほんとにこれ、選別前ですか???

羽根混じってる。てことは選別・洗浄前ですよね。

羽根混じってる。てことはやっぱり選別・洗浄前ですね。

おもむろに、その辺のストックの袋を破って取り出してみました。   んんん!?におわない・・・!

昨日視察した鳥小屋の中は確かに鳥独特のカオリが漂っていて、 卵を見に入った時には結構きつかったのですが、、、

素毛自体、動物の毛なのでタンパク質の臭いがして当たり前なのですが、緯度が50度~55度の

高いラインにある地域で品質の高いものになると ある程度ニオイは少なくなる傾向にあるとの事でした。

Exif_JPEG_PICTURE

倉庫から検査室へ~。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE

もちろん1000mm透視度計もあります。

羽毛のダウン率やかさ高、油脂分・洗浄透視度などをチェックする器具など、

アメリカや日本、その他、国ごとの検査器具がこの部屋には色々ありました。

PPPP社は輸入も輸出もしているので、買う時にも売る時にも検査だそうです。

品質管理は万全の態勢です。

実際の検査員にもお話を伺いたかったですが、残念ながら 検査の方の仕事が終わり、

帰ってしまった16時過ぎ(仕事終わり早くないですか?笑)になってしまいました。

Exif_JPEG_PICTURE

ここからはじっくり羽毛一つひとつの現物を吟味。

実際に今年の秋冬に店頭で売る商品の中身をじっくり見比べます。

今回、鳥の種類・ダウン率・産地の異なる11種類ほど取り扱っている現物羽毛から選んで買付しました。
当店で今年販売していくマザーグースダウンやゴアテックス生地を使用したハイクラスの羽毛ふとんはすでに決定しておりますので、その他の価格帯が目的です。品質がしっかりしていて、お客様が買いやすい販売価格帯のものを、と考慮して今回2種類の羽毛を契約しました。

〇ポーランドホワイトグースダウン95%・かさ高440dp(価格未定)

水鳥の種類にはグース(がちょう)とダック(あひる)があり、グースはダックに比べて体格が大きく、ひとつひとつのダウンも大きく保温性に優れ、持ちも良い、なおかつ今回の視察で高緯度の寒い地域で 飼育され、PPPP社の納得の管理体制下の品質であること。側生地等未手配の為、価格未定。(税込10万円以内で販売する予定。)

Exif_JPEG_PICTURE

 

〇ポーランドホワイトダックダウン90%・かさ高400dp(販売予定価格 39,800円)

ダックダウンの 多くは中国など比較的暖かい地域で飼育されているので、保温力もそれなりだったりするものが

多いですが、ポーランドの厳しい気象状況で飼育され、飼育期間もある程度かけ成熟したふっくらダウン。
生後数か月しか経っていない未熟なグースダウンを充填した羽毛ふとんより断然満足のいく使い心地です。

DSC_0318735

 

現物見本には92%と記載されていましたが実際の商品に記載されるダウン率は90%表記になるでしょう。

今回そういったものをPPPP社でみつけたので、契約しました。

こちらは北国・青森でも暖かくお使いいただけるよう二層式キルト

(表面20マス0.9kg入れ・裏面30マス0.5kg入れ)で

 

Exif_JPEG_PICTURE

 

綿100%(60サテン)生地に入れて39,800円で販売する予定です。

 

羽毛は水鳥から採取している以上、品質がいつも一定とは限りません。

また、ポーランド産や何なに産と一口で言っても、ピンキリです。

ネット社会の昨今、仕様だけで検索すればもっと安価な物はあると思います。

ですがここ何年かの食やその他の表示や産地などの色々な偽装のニュースを見るたび、

自分のお店の商品を考えた時に安心できる商品をお客様に発信したいと思い、

今回の初の買付は実際に目で見て『これならば』という品質の安心できるものを

仕入れてきました。

表彰式

実際に店頭にデビューするのは10月頃になりますが、その時には是非のぞきにご来店下さいませ(^-^)

2016年4月30日

さてさて、そんなこんなでようやくこちらに到着~。

と言っても1日目に宿泊したホテルの奥にあります、

Exif_JPEG_PICTURE

ポリスキー・ポルツォネ・ピアチェ・イ・ポフ

略してPPPP社。ヨーロッパでもトップクラスの会社です。

13059698_1065289960183570_127352308_n

PPPP社・プレジデント(右)Buciorさん登場~。

しばしお茶もいただき。

さて、色々な国の羽毛が集まるPPPP社内部へ、潜入~~~!

選別前の羽毛

契約農家から採取した選別前の羽毛を

 

こちらの羽毛選別機の中へ。

下から風を送り込み吹き上げます。

静電気を抑えるため木造ですね。

高さ11m程の箱(この高さクラスはかなりハイクオリティな選別機との事)の中では

青森で降る『どか雪』の様に羽毛や羽根が舞いあがっております。

 

お客様の中にはたまに、羽毛ふとんと、羽根ふとん、何が違うの?という方がいらっしゃいます。

羽毛(ダウン)とは鳥の胸元についている、タンポポの綿毛の様な形で、

ふわふわと柔らかく、保温力がありふとんに適しています。

羽根は、赤い羽根募金をした時にもらう、軸のある形をイメージして頂くといいかもしれません。

湾曲した羽軸を持っていて弾力があり、おもにクッションや枕などに使われます。

羽毛が50%より多く入っているなら『羽毛ふとん』、

逆に羽根(フェザー)が多く入っている『羽根ふとん』はきちんとした専門店では取扱う事はないです

(選別の方法上、どうしても小さい羽根・スモールフェザーと呼ばれるものは10%前後入りますが、表示に記載されてます)

話は戻りまして、11m程の箱の後ろに連なる4~5室に仕切られている部屋は、上部だけ仕切りが開放されていて、

送風によって舞い上がった羽毛が軽さで選別されていきます。

 

より軽く良質な羽毛は奥の部屋に、羽毛より重さのある羽根は手前の部屋で落ち、選別されていきます。

良質な羽毛はより奥に、と表現しましたが厳密に言うと、一番軽い部屋はファイバーと呼ばれる、もっと軽い

羽毛が切れてしまった状態の不良羽毛や塵などが集まる為、

奥から2番目の部屋が一番良質なダウンという事になります。

Exif_JPEG_PICTURE

何台もある羽毛選別機はフル稼働。

横窓から覗くとこんな感じです。

一次選別の後に洗浄。環境にも優しい洗剤で、原毛そのものの油脂分やアレルギーのもととなる

塵やヨゴレ・ニオイなどをしっかり取り除いていきます。

Exif_JPEG_PICTURE

洗浄だけでも3ラインあり、

Exif_JPEG_PICTURE

脱水→乾燥

品質によりこれを5回~6回繰り返し、輸出する国の定める厳しい基準をクリアする適正な処理を行ってました。

Exif_JPEG_PICTURE

更に選別機にかけ二次選別→冷却

見えないところだからこそ、きちんとしっかり。とても大事な工程です。

こうしてダウンが本来持ち合わせている吸湿放湿・保温力などのパワーを存分に発揮してくれる、

選りすぐりのふわっふわのきれいなダウン誕生です。

これを入念にやっているのか、そうでもないかでも価格にも

お買上後の使用感にも反映します。

 この工程を一回終えると全体の約15~20%位がダウンに選別されるそう。

そうなると、前日の水鳥農家の採取量から単純計算すると

シングルサイズ1枚の羽毛ふとんを作るには

20羽以上採取しなければいけないって事!?

これは、きちんとした原毛やしっかりとした工程をふんだ品質の羽毛ふとんは

それなりの価格がするのも頷けるのではないでしょうか?

 

 

~その5~に続く

2016年4月27日

IMG_8493

今日はポーランドでも特に良質のダウンの産地、マズーリ地方の契約農家さんへバスを走らせてましたが、

湖や沼が多いマズーリに近くなってきたかな?といった集落では、バスの中から野生のコウノトリがたくさん各家のとまり木の上にとまっているのも見れました。

世界中の1/4のコウノトリが豊かな自然を求めてポーランドに飛来するそうですね。あまりにも多いからペットか?と心の中でツッコミいれました。笑)

『コウノトリ93%入り羽毛ふとん』なんてあったら、ブライダルにとぶように売れたりして❤

縁起が良さそうですね~。(スミマセン、冗談です。)

 

およそ3時間半の行きのバスでは、途中一般道から石畳道になったり

砂利道になったりしてガタゴトゆれたり、

車に轢かれたハリネズミを目撃したり(いるんですね~!でも生きてるのが見たかった~)

かなりの田舎に行くんだな~、と。

あ!水鳥達が遠く遠くに見えてきました!

 

Exif_JPEG_PICTURE

到着~~~!のどか~~~~!自然もいっぱいで空気もおいしそう~~~❤

IMG_8225

出迎えてくれた水鳥農家のご夫婦。

だいたい4月位から産卵の時期だそうで、小屋に入れているそう。

Exif_JPEG_PICTURE

でも後ろに周ったらこんな感じ~ あっ、結構いる!

Exif_JPEG_PICTURE

あらあら!だいぶいらっしゃるじゃありませんか!?

 

 

雄は雌に乗っかってツツクそう。 なので後頭部禿げてるのがお母さん。

雄は雌に乗っかって羽根をとるそう。 なので後頭部禿げてるのがお母さん。

翌年卵を産む為に、寒い冬を乗り超えてきた親鳥、マザーグース。

ここの農場では生後3年前後のマザーグースだけあり、やはり体格も優れていて、立派なマザーグースたちでした。

これは保温力にも期待が出来ますね~。

年に2~3回採取し、6年程で卵を産まなくなると毛質も衰え食肉に。

1羽で1回あたり、採取量はダウン・フェザー合せて200g前後くらいになるかな?とおっしゃってました。

Exif_JPEG_PICTURE

せっかくなので産みたてほやほやのタマゴも小屋で見てきました。

まだあたたかいガチョウの卵は、鶏のタマゴより何倍か大きいくらいでした。

Exif_JPEG_PICTURE

元気に孵化してくれると良いですね!

Exif_JPEG_PICTURE

翌日移動の道のついでに契約農家をもう一軒。

Exif_JPEG_PICTURE

水鳥に必要不可欠、水。

どちらの農場もポーランドで行ったところはどこも湖や沼がたくさんあって、

自然がとっても広大で美しく、水鳥にストレスを感じさせないぴったりの環境でした。

 

~その4~につづく

 

2016年4月24日

こんにちは!羽毛買付の旅では初日の飛行機から『コーヒー』さえ満足に注文する事の出来ない

コミュ障(外国人限定)だということに最近気付いた!?溝口です。

13077404_1065947480117818_48534813_n

ポーランドお初ホテルに到着したのは日本時間で夜中の2時。

といっても時差で7時間さかのぼるので、ポーランド時刻では夕方の17時。まだ明るい。

けど、眠い・・・

ふらふらとキーを頂き部屋へ。部屋もバスルームも広くて中々良い感じ❤

5284280

今回Borcz(ボルチェ)地方で1日目と3日目に宿泊した3つ星ホテル

5284428

 

「HOTEL SPICHZ(ホテル・・・ああ、読めない・・・)」は

視察する羽毛会社の敷地内に。 要はホテル経営もしているという事でした。 Exif_JPEG_PICTURE

事業拡大により手狭になってしまったとのことで現在は飼育していませんでしたが、

昔はここでガチョウ(グース)も飼育していたとの事。

奥に見える煙突の建物は、旧ソ連圏時代にウォッカ工場だったときの名残だそうで、

あそこでお酒の蒸留をしていたそうです。今は羽毛会社のプレジデント(社長)のセカンドハウスだそうです。

 

そんなこんなで、ウェルカムディナーです!・・・ええっと、日本時間で朝の4時です!

13059347_1065947566784476_12288281_n

まだ時差ボケにはついていけておりません!

なのでなるべく端っこの遠い位置に着席。

ホテル内のレストラン入口にはワインが所狭しと並ぶ傍らにダウンやフェザーのまくらも販売されてました。

羽毛会社の系列店ならではですね。

IMG_8197IMG_8213

プレジデント、お付きの方と美人秘書さん付きで登場。

 

IMG_8198

初ポーランド美人、見事写真に収めたと思ってたのに、見切れてる・・・。残念!

PPPP社のプレジデント・ジェイコシュ・ブチョさん(左から2番目)

社長なのに部長ってツッコミはやめて下さい、、、

 

ポーランドの料理は未知でしたが、どれも美味しい❤

13045602_1065947516784481_1316679793_n

特にスープ!これは絶対食べたい!と日本で要チェックしていた品が早くも出てきた♪

IMG_8203

ジューレック(発酵させたライ麦をどうにか調理してお肉とマッシュルームを入れたスープ)が

酸味があってとても美味しかったです。

これも!コドゥナ(ガチョウの肉をポテトで包んで揚げたコロッケ的な?)。酸っぱいソースがナイスです!

どっちも日本に無い味っ(≧▽≦)

IMG_820113077139_1065947546784478_1535544683_nIMG_8205

 

赤ワインもフルボディで私好み❤どれもほんとに美味しいお料理で

ポーランド満喫でしたが・・・・

えとですねー、量が、はんぱなく多い・・・はっはーーー( ;∀;)

もうかれこれ宴が始まって朝の5時半ですぜ(日本時間ね)。

お酒飲んだら目は冴えてきたけど(Φ∀Φ)✨

大晦日だって流石に眠ってますって時間に、 おおよそ彦摩呂に差し出すのですか?という量(多分ね)・・・

この量、ポーランドの方々は毎日食べてるのかな?

スゴイ。

 

とにもかくにも、ごちそうさまでした(≧ڡ≦*)

 

~その3~に続く

 

 

2016年4月24日

熊本・大分の皆様、九州の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

まだまだ不安で落ち着かないと思いますが余震には十分気をつけて身の安全を第一にお過ごしください。

皆様の無事と被害が少ない事を祈っております。

 

さて、こんにちは!今更ながら自分の英語力のレベルゼロさ加減に愕然とした、溝口です。

実は先々週、羽毛の高品質産地国であるポーランドに行ってきました!

5

今まで信頼おけるメーカーから仕入れているものの、 羽毛ふとんを取扱うものとして

素材となる羽毛が どんな環境で育てられ、どういった処理を施されて製品に?

生地に覆われ見えないものだからこそ実際にこの目でしっかりと見て、 専門店ならではの

安心の羽毛ふとんを安定の価格でおススメしたい‼   そんな気持ちと、

そしてそして!今回の旅のアテンドは、年に2回は買い付けなどで世界各地に行っている

日本の某羽毛会社の社長さん!

ということで、旅行会社では絶対行けない場所ばかりの超気ままなプライベートツアー。

 

そういうの大好き♡

 

そうだ、ポーランド行こう(ん?吉永小百合!?w)・・・

そうと決まったら早いのです。  何持ってこう?やっぱりあれか。んーと『梅干し』か。

ヨーロッパなんて、きっとピッツァとチキンの国だからなヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ(ヨーロッパなめすぎ

ということで、ポーランド行ってきます!

IMG_8181

 

ポーランド。勝手に身近に感じてましたが、結構遠かったです。

そしてポーランドに行くなら観光地のワルシャワかクラクフでしょうけども、その主要都市2つは完全無視の旅。

マニアック中世都市・グダニスク(バルト海のほう)目指して出発!

IMG_8605

成田空港からはスカンジナビア航空でデンマークの首都・コペンハーゲンへ。約11時間経由からの~、

13045506_1065909450121621_122338232_n

 

乗換えてポーランドのグダニスク空港まで1時間。約12時間のフライトののち、そこから1時間ほど羽毛の工場があるBorucz(ボルチェ)地方へバスで向かい、、、 めっちゃ遠い!!

 

フライトで足ぱんぱん!!2度の機内食も暇で全部平らげてしまいお腹もぱんぱん!!とうとうドラえもんになったかと錯覚してしまいそうな私です。

しかし・・・飛行機の中では客室乗務員に『飲み物要る~?(多分)』と2回程聞かれ、

2回とも『コーヒーで。』と答えたのに

『紅茶』が2回とも来るって、、、訛ってるのか?東北なまりは通用しないのか!?笑。

 

 

ポーランド初ホテル&ウェルカムディナー~ポーランド視察・買付の旅その2~へ続く

2015年11月15日

こんにちは。ご無沙汰しておりました。

初回の意気込みはどうしたものか、ブログをだいぶだいぶさぼってしまいましたが、

こうなったらゆるっとアップ出来る時に限り頑張る事にした溝口です。

12235052_976045805774653_4006571449112409886_n

 

この立派なふすまの先にある、緑色のシースルーなるものの名前を皆さんはご存知ですか?

今では実物を見たことがあるという方のほうが少ないかもしれませんね。

寝ているときなどの虫よけとして天井から吊るして使う、『蚊帳(かや)』と言います。

 

Exif_JPEG_PICTURE

意外にもこの『蚊帳』が、寝具メーカー・西川の商いの始まりなんです。

先日、滋賀県近江八幡にある歴史的建造物、西川の本家を訪ね、限られた時間の中

駆け足でしたが西川家の近江商人としての志に触れてきました。

Exif_JPEG_PICTURE

 

西川リビングの営業さんに聞いたところによると、実は中までお邪魔できる機会はそうそうない事だそう。

注)下の写真は前日に西川リビング本社に伺ったときにあった当時の雰囲気です。

Exif_JPEG_PICTURE

来年西川は450周年の記念の年となります。

良い時に伺いました。

Exif_JPEG_PICTURE

そしてこちらも前日に西川リビング本社に伺ったときに見た450年の歴史です。

この年表の前でお会いした代表取締役社長に丁寧に歴史の歩みを教えていただきました。恐縮です。

Exif_JPEG_PICTURE

さて、本家訪問に戻りまして、こじゃれた京都の料亭ではありません。こちらから履物を脱ぎお邪魔させていただき

 

Exif_JPEG_PICTURE

廊下は畳敷き、ガラスは『手漉きガラス』

今の均一に平たいガラスと違って、手作りならではの歪み具合がたまりません。

12208678_976045555774678_3073080315330387285_n

 

写真に写すことはできませんが、肉眼で見た時にこの手漉きガラスと丁寧に手入れされた日本庭園の相乗効果がたまりませんでした。

 

Exif_JPEG_PICTURE

その他、欄間も襖も各部屋で色々な趣が。2階にはガラッと変わって素敵な洋間もありました。

それもそのはず、歴代の宮家もお泊りになられたとか。書けばきりがないですが、お客様をもてなす為に、色々なところに工夫された素敵な建物でした。

 

日本最古の勘定帳と言われるものも1667年の西川家のものだそう。

館長さんが手にしているのは、西川家の『勘定目録帳(のコピー)』で西川家が定めた「家訓」

今でいうコンプライアンス。1807年と記されています。200年も前ですよ。

Exif_JPEG_PICTURE

これがまた。いただいたコピーは昔文字なのでわかりづらいので、現代の・・・っても難しいですが。

奉公人に毎月1日に読み聞かせていたそうです。

12227096_976111685768065_546931289946691761_n

一、政府の出した法・並びに掟などは堅く守ること

一、一番大事なのは店の中の奉公人が仲良くあること、そして、仕事は怠けず一生懸命に、奉公に精を出すこと

商いは品物をよく吟味して薄利で売り、
たとえ何かがあって商品が品薄になった時でも足元をみて高く売ったりしてはならない。

また、世間の害となる事、困るようなことは致さないこと。

 

鳥肌モノです。現代にも当てはまる、この家訓を200年も前に読み聞かせていたとは。

Exif_JPEG_PICTURE

まだまだ時間があれば館長さんのお話をお聞きしたかったのですが、これが今日ある西川の近江商人の原点なんだと、

あらためて450年の歴史に重みを感じました。

2015年4月26日

 

 

 桜の花びらが舞い散る、今日この頃。皆さまお花見はできましたか?

私杉沢は、昨日娘の大会を見に行った先にて空き時間に桜の下で桜吹雪のなか一人、サンドウィッチを食べて、楽しみました()

DSC_1875

なんやかんやで久しぶりのブログ更新です!

 

今日はつい先日、敷き布団を探しに見えたお客様のお話です。

 

ご夫婦でおいでくださったその方々は、スーパーや、ホームセンターで敷き布団を探してきたんだけど、良いのもないし、店員さんも説明もできないし、

やっぱり、専門店じゃないと駄目だ!と、当店へお越しくださいました。

 

色々とご説明さしあげていくうちにセミオーダーの敷き布団にたどり着き、試し寝していただくことに。

もちろん、オーダーメイド敷にもお休みいただき、横向き寝の肩への負担の少なさも実感して頂きました。

サイズの事とご予算の事を考慮されて、最終的にお選びいただいたのはセミオーダー敷き布団、CUBE K

CUBE K敷き

 

 

素材はオーダーメイド敷き布団と同じ素材で、オーダーは大中小、固さの異なる三種類のキューブプラス肩専用キューブを組み合わせて作るのに対し、

セミオーダーCUBE Kは同じ素材の小キューブウレタンのみを使用して作られています。程よく、固く、柔らかい仕上がりになっております。

(どっちやねん!と突っ込みがはいりそうですが、ほんとにそうなので、気になる方は当店まで寝試しにお気軽にご来店下さいませ)

そして、身体と敷き布団にすき間ができてしまう場合にはサポートバーを差し込めるようになっております。

ダブルで、ご夫婦でお休みになっていらっしゃるとのことでダブルサイズをお買い求め下さいました。

 

せっせと伝票を書いている私のはるかかなたで、旦那様がおもむろに手を伸ばし、これはなんだい?とお尋ねになった商品が、

身体を暖めながら電位治療のできる、リケアというもの。

__

こちらはセミオーダー敷き布団や、オーダーメイド敷き布団の上に敷いて、眠っている間に 身体を暖めながら、

内側から疲れを癒してくれる敷き布団ですよ♪電気毛布は身体の表面しか暖められないので、汗ばかり かき、逆に身体を冷してしまうのですが、

このリケアは遠赤外線の効果で身体を芯から暖めて、温泉に入ったような暖め方をしてくれるので、とても気持ちよくおやすいただけますよ!

しかも、身体に悪いと言われている電磁波を寝る部分はカットしてあるのでさらに安心ですよ!(これ、世界特許を取得しています)

すると、奥様が『じゃ、私、ずっと電気毛布を使ってたけど、良くないのね!』と、おどろかれていました。

奥様は相当な冷え性とのことで、一緒にお使いいただくことになったのですが、

『一人で健康になってもなぁ、、、

  やっぱり、二人で健康で長生きしなきゃ!』と、旦那様のぶんもご一緒にご注文下さいました。

なんという夫婦愛。すばらしく、素敵なご夫婦です。

 

私も、歳を重ねても、こうありたいと思いました!

 

商品お届けまでに数日お待たせしてしまっておりますが、早くお届けして、

早く気持ち良く眠っていただきたいと、

一人ヤキモキして、商品が入荷するのをホントにやきもき(2回言いましたね。笑)しながら待っている杉沢だったのでした。。。。。。

 

 

2015年3月17日

こんにちは。

十和田温泉にある100円マッサージ機に超はまっている溝口です。

 

本日のお客様はむつ市からご来店下さいました。

遠いところ本当にありがとうございます。

当店のホームページと、お知り合いの方からの口コミでお天気も良いし、

ふらっとドライブがてら立ち寄っていただいたようです。

 

オーダーシステムをひととおり体験、枕と敷ふとんの寝心地の良さを大絶賛していただきました。

 

スポーツ用品のメーカー・ミズノ×西川リビングで売り出しているブレスサーモの毛布も

『あのブレスサーモでしょ?あれは暖かくてすごく良いと思ってたけど、それの毛布があるの!?すごいねぇ!』
 

更にさらに、ゴアテックスを使用した生地の、

ホコリが出なくて掛け心地がとっても軽い羽毛ふとんも

体験していただいたところ、

『いや、こりゃ最高だ!!!ホントに軽いな!起きたくないよ!起きたくない!!寝てしまいそうだ』と。

色んなお布団に感動していただいて、こちらまで笑顔になってしまうほど楽しいお客様でした。

いや、当店にご来店いただくお客様は、皆さん本当に笑顔が素敵だったり、感動して下さったり、、、

こちらがハッピーになるお客様が本当に多いです。

役得ですね( *´艸`)

index_page_ph体験していただいたフィットラボオリジナル羽毛ふとん

 

女性の方にはあまり馴染みのないブレスサーモやゴアテックスも、

男性だと普通にご存じなんですね♪

奥様にいかに優れた商品なのかを旦那様が説明してらっしゃいました。

そして

『布団をゆっくり見るなんて今までなかったけど、最近の布団はここまで進化してるんだね~、びっくりしたよ』と。

なかでも一番驚かれたのが、オーダー敷ふとん。

測定データに基づいて一人ひとり異なる身体の背面の凹凸に合わせて

体圧が分散されるよう、10cmきざみで柔らかさの異なる4種類の

特殊ウレタンを配列するオーダー敷ふとん。

index_page_ph

ご夫婦はダブルサイズでお休みになっていらっしゃるそうで、

当店でダブルサイズのオーダー敷をお作りいただくと、

敷ふとんの右側半分は奥様、もう半分は旦那様とか、

指定された左右それぞれに、配列を組んでお作りすることもできるのです。

これって実はすごい事なんです。

 

ダブルサイズに寝られていて一番多いのが

『旦那が腰痛いって言うから、

この前旦那に良いとすすめられた健康敷ふとんで一緒に寝てるけど、

私には固すぎて全く合わないから横向きにしか寝れないの。

早くこの敷ふとん知ってたら・・・』

このようなお話、何回も言われました。

 

そう、一人ひとりにぴったりフィットするオーダー敷ふとんは、

ダブルサイズでも一人ひとりにぴったりフィットして

寝姿勢を整えてくれるのです。

 

羽毛ふとんもだいぶ気に入っていただいたようですが、

『やっぱり最初は敷と枕だな』 と決めていただきました。

ベッドにお休みになっているとのことで、ベッドマットタイプでのお届けです。

今まではなかなか十和田には立ち寄る理由が無かったとの事でしたが、

これからはオーダー枕の微調整等あるかと思いますのでたまにお立ち寄り下さいね。

2015年3月15日

こんにちは!バレンタインデーに誰にも何にもあげておりませんが、

ホワイトデーにチョコをおこぼれ(笑)で2個いただいた、ラッキーガール・溝口です。

 

3月に入り、卒業・進学の時期、別れと出会いの春ですね。

うちの姪っ子も昨日中学の卒業式でした。

『この前まで赤ちゃんだったのに、本当にあっという間におっきくなって』

なんて、親戚のおばちゃんの話に『そこまであっという間じゃないでしょ!笑!』

と思ってましたがホントですね。

この間まで赤ちゃんだったのに、もうギャルです。

あっという間にJK(女子高生の略だそうです。姪っ子に教えてもらったので早速使ってみました)です。
 

 

例年いまごろは就寝学用でお布団を新調されるという方が増えてくる時期でもあります。

色んなところでお布団を買おうと思えば買えると思いますが、

一回買ったらながく毎日使うものだから

値段だけではない所も検討していただきたいのがお布団です。

 

 

 

肩こりが・・・とか、腰痛が・・・とかお悩みでご来店されるお客様にお話を伺うと、

合わない寝具でずっと寝ていてそのような症状に陥ってしまっているという方もいらっしゃいます。

 

ローマは1日にして成らず、

病気も1日にしてならず。

若いから、何に寝たって大丈夫だろ、な~んて軽視していては危険です。

 

毎日、姿勢が悪かったら肩も凝ります。

慢性的になれば吐き気がずっと・・・という方もいらっしゃいます。

 

寝ているときもそうです。

例えば合わない寝具で毎日8時間寝ている・・・ということは、

正しくない寝姿勢で8時間=8時間姿勢は悪いまま!?×365日×何年・・・!?

人間、怖いもので慣れてくると合わなくても特に不具合が感じなくなりますが、身体はどうでしょう???

 

例えば、毎日三食、塩分の多い食事ばかり摂っていて×365日×何年・・・!?

それに慣れて美味しいし、ちょうど良いと思っていても、

 

行く末は高血圧???

 

「しょっぱいよーーーー!!!」「ツライヨーーーーー!!!」

身体が悲鳴を上げている・・・

 

そうだ、頑張ろう!短命県青森!ファイッオー!!

a9fb3900

 

・・・話がそれてしまいましたが、進学・就職・ご結婚・お引越し、お布団を新調されるときは、

それ以外でも色々とかかるものなので少しでも予算を抑えたいという気持ちもわかりますが、

ふとんの買い替え時とは、将来の健康を考える時です!

これから毎日10年はお世話になることをふまえて、しっかり疲れをとってくれて睡眠に集中できるものを、

5年後、10年後の健康を考えて、きちんとしたものを選ぶのがおススメです。

 

当店にはワタクシ含め、スリープアドバイザーがおりますので、是非ご相談においで下さいませ。

secret_ph4

 

2015年3月6日

こんにちは!

二日酔いにはラムネが効く!というまことしやかなFB情報を鼻で笑っていたのに、

今朝、こっそりラムネを買ってしまった40代・女性・溝口です(;’∀’)

 

さてさて、だんだんポカポカ陽気になってますます眠気が・・・

という方もいらっしゃるかと思います。

 

もし、仕事中に眠くなったら・・・ 

 

・瞼に目を書いて働いている”ふう”を装う

 ・『だって眠いんだもの』と相田みつを気取りで開き直る

 ・口の中で上あごを舐めて、あくびを強制的に停止させる

 ・「誠にすいません!」とお断りしてコーヒーを飲んで堂々とお昼寝20分いただく

 ・気合いだーーーー!!!とアニマル浜口になりきって、なんとか乗り切る

さあ、あなたならどうしますか?

 

というどうでもいい質問は置いといて(笑)、

来たる3月18日は、『春の睡眠の日』です♪

 

 

その『春の睡眠の日』にちなんで、 

『デビュー割』

開催します!

ポスター完成データ2

なんだかド○モかなんかのキャンペーンのようですが(笑)

期間中にオーダー敷ふとん又はオーダーベッドマットを

お買上いただいたお客様は

 

 

 

なんとっ!!!!!

 

オーダーメイド枕』プレゼント♪

 

オーダーメイド敷ふとん・ベッドマットレスは

眠っているときに身体に負担をかけず

正しく理想的な寝姿勢で眠れるよう

ボディラインを測定し、一人ひとりの背面の凹凸に適した柔らかさ、硬さを

10cm単位で作り上げていくあなただけの敷ふとん・マットレスです。

詳しくはこちらのページをご覧下さい。

 http://kaimin-labo.co.jp/oerdermaido/sikifuton.html

 

オーダー敷ふとん・ベッドマットレスを作っていただいている

大手寝具メーカー・西川リビングさんの男前な協力を頂き

急遽実現したこのデビュー割、

多分2度とないお得なキャンペーンとなっております。

 

もうオーダーメイド枕は持っているけど

敷ふとん・ベッドマットを検討中・・・という方!

ご安心下さい!

オーダー枕ギフト券に振替も出来ますので、

ぐっすり眠っていただきたい大切な人へのプレゼントとしてもお使いになれますよ♪

 

 

春からあなたにピッタリの寝具で快眠デビューしませんか?

 

敷ふとんやベッドマットの買い替えを検討中という方、

是非ぜひご来店下さいませ。