掛けふとんあれこれ

2024年2月19日

こんにちは!新年会やら色々なイベント&集まりやらで少しだけ十和田の飲み屋さんに詳しくなってきているカンです

ダイエットしては飲み会を繰り返し残念なことにプラマイゼロです

 

さてさて新年度も近づき新生活の準備を始める方もいらっしゃる事と思います

寝具選びに失敗しない為にも今日は掛けふとんのあれこれを書いていきたいと思います!

 

テレビやネットの広告で安い掛けふとんがたくさん紹介されています。

値段だけ見て買ってしまって

●暖かくなかった

●薄くボリュームがなかった

●じめじめして不快

●重かった

●すぐに羽毛が飛び出て来た

●ガサガサ音がして気になる

などなど失敗したなぁ~と当店に買いなおしに来られるお客様もチラホラ、、、

 

失敗しない為にも一番手っ取り早い方法は

当店の様なふとん専門店に一度足を運んでいただき

知識の豊富なスタッフと相談しながらおふとんを選ぶのが一番です

中々一般のお客様がTVやインターネットの広告を見て

良い掛けふとんに巡り合えるかというと難しいです・・・

 

そこで!ご自分で掛けふとんを買う時にチェックしてほしい事は大まかに3つあります!

①お布団の中身は何ですか?

②羽毛何キロ入ってますか?

③どんな生地が使われていますか?

 

①お布団の中身は何ですか?

最近はダウンとは名ばかりの化繊が入った掛けふとんが安価で手に入るので、

羽毛ふとんと勘違いして購入してしまう場合もあります

羽毛も化繊もメリット、デメリットを併せ持っているので両方ご紹介します!

〇化繊

メリット

安価・自宅で洗える・比較的暖かい・ニオイが出づらい・ホコリが出づらい・ダニ発生しづらい

デメリット

吸水性が低くムレる・しとっとしないので肩口に隙間ができ寒い・静電気が起こりホコリを寄せ付けてしまう

 

〇羽毛

メリット

暖かい・ムレづらい・しっとり身体にフィットし肩口まで暖かい・軽い

デメリット

ニオイがする場合がある・クリーニング・値段が高価

 

やはり軽くて暖かくムレづらく快適な羽毛ふとんは掛けふとんの中で軍配が上がると思います

 

しかし羽毛と言っても鳥の種類の違いや産地の違い、ダウン率などで暖かさは様々です。

羽毛ふとんに使われる鳥の種類は

●ダック(アヒル)

●グース(ガチョウ)

その中でも母鳥の羽毛を使ったマザーダックやマザーグースがより羽毛が大きくなり暖かくなります

羽毛小さめ  ダック<マザーダック<グース<マザーグース  羽毛大きめ

という順です。

産地は寒い地域で育った羽毛がより暖かいと言われています。

 

いまだに水鳥100%なんて言葉を耳にしますが

羽毛ふとんはダックとグース両方水鳥なので当たり前に水鳥100%です。

なので、なぜTVなどでわざわざ水鳥100%というのか、、、

私は陸鳥(ニワトリなど)でできたふとんには遭遇した事がありませんし。。。

見た方を混乱させてしまう表現だと思いますね

 

水鳥の中でも胸元にあるわた毛の様な部分をダウン、

小さな芯のついた羽根の部分をフェザーと呼び、

ダウンの比率が多い方が暖かいです。

※ダウン50%以下のものは羽毛ふとんとは呼ばず、羽根ふとんと呼び、暖かさが下がりますし

芯が生地を突っ切って出てきてしまう確率が上がり、専門店ではあまり取り扱っていないと思います。

当店ではダウン85%以上の羽毛ふとんばかりを取り扱っております。

 

ニオイの面ではダックより草食のグースの方がニオイがしづらく、

特に西川の羽毛ふとんは洗浄過程がしっかりしていますので

ニオイもしづらく、暖かく、羽毛が長持ちします!

 

西川羽毛の特徴

●ウルトラファインバブル(0.001㎜の微細な泡)が羽毛の隅々まで浸透し徹底的に汚れを落とします

●地下水を軟水化して水質改善したお水で洗浄し、一般的な羽毛ふとんの1.5倍、すすぎの水が清潔になるまで洗浄しています

●プラズマクラスターを使い羽毛の汚れ落ちが向上し、羽毛のふくらみも最大限引き出しています

●フレッシュアップ加工(加湿乾燥・冷却除塵・通し選別)を追加する事によってより羽毛が清潔で羽毛のふくらみも増します

 

 

②羽毛何キロ入ってますか?

冬用の羽毛ふとんには通常、羽毛だけの重さで

シングルサイズ 1.2㎏

セミダブルサイズ 1.5㎏

ダブルサイズ 1.7㎏

入っているのが理想的です。

これより少ないと薄くて青森の寒さにはついてこれないです 笑

※TVやインターネットなどでは羽毛だけの重さでは無く、

生地の重量と羽毛の重量でまとめて”総重量”と表記されている事があります

そういう場合はきちんと羽毛だけの重さを確認しないと

冬用の重量では無いものも含まれている場合もありますので注意が必要です

 

③どんな生地が使われていますか?

掛けふとんの生地にはポリエステル・綿・リヨセル・シルクなど様々使われます。

静電気の起きづらい綿やリヨセルがおすすめですが、

綿は生地が比較的重めですが、しなやかな肌触りのものを選ぶと良いと思います。

※綿素材の生地は糸の細さや種類によって手触りが様々なのです!

 

ユーカリを原料として作られたリヨセルも滑らかな手触りですごく気持ち良いですし、

後は軽い・清潔・ムレづらいゴアテックスを生地の内側に張り付けてある羽毛ふとんもとても良いです!

ゴアテックスは微細な孔でダニの死がいなどの細かいチリやPM2.5などのホコリを通さないので

中の羽毛が汚れづらく、羽毛が長持ちするのです。

以前ゴアテックスについて書いたブログ↓↓↓

青森県十和田市のベッド・オーダーメイド枕|快眠ギフトショップみぞぐち » こんな雨の日は。。。 (kaimin-labo.co.jp)

 

 

さてさて長々と書いてしまいましたが

色々考えるよりお店にご来店いただき、

様々な掛けふとんを掛けて体感していただくのが

一番手っ取り早いです

ご予算やどんなお部屋でお使いになるのかなどでも

最適な掛けふとんは変わりますので、ぜひご来店下さいませ!