皆さん、こんにちは!青森県弘前市の眠りと寝具の専門店、眠りの森溝口です。
今日も一日お疲れ様です。
夜、ぐっすり眠れていますか?質の高い睡眠は、心身の健康を保ち、日中のパフォーマンスを高めるための土台です。
今回は、「快適な睡眠環境の作り方」について書いていきたいと思います。
1. 寝室は「眠るためだけの聖域」

まず見直したいのが寝室の明るさです。眠りを誘うホルモン、メラトニンは明るい光の下では分泌が抑制されます。寝る1~2時間前から部屋の照明を徐々に落とし、遮光カーテンなどを活用し、暗めの環境を作りましょう。
テレビ、パソコン、スマートフォンなどの電子機器は、寝室から排除するか、電源を切りましょう。これらの機器から発せられるブルーライトは、睡眠を妨げるだけでなく、体内時計を狂わせる可能性もあります。

また、仕事の書類や趣味のものが散乱していると、脳がリラックスモードに入りにくくなります。寝室は、できる限りシンプルに、落ち着いた色調でまとめ、リラックスできる空間にしましょう。
2. 温度と湿度のバランス

寝室の温度は、個人差はありますが、冬は10度以上、夏は28度以下、湿度は50%RH程度に保ちましょう。寒すぎたり暑すぎたり、乾燥しすぎたりすると、寝苦しく感じてしまいますので、季節や温度・湿度に応じて布団の種類や素材の組み合わせを変えて一年を通して快適な状態を保ちましょう。また、エアコンや加湿器、除湿器などをタイマー機能と併せて活用するのも賢い方法です。
3. 自分に合った寝具を見つける
枕、マットレス、布団は、睡眠の質を大きく左右する重要なアイテムです。体型に合わない枕やマットレスは、首や腰に負担をかけ、寝返りの妨げや、眠りの質が下がる直接的な原因にもなります。何度も合わない寝具を買って失敗している方、何から始めたらいいか分からないという方、眠りと寝具の専門店の当店へお気軽にご相談下さい。一人ひとりの寝姿勢を丁寧に計測し、科学的根拠に基づいた睡眠改善カウンセリングで、皆様のより良い眠りをサポートいたします。きちんと測定して自分の身体に合ったものを眠りのプロがご案内いたしますので、ゆっくりと寝試しして一緒に最適な寝具を見つけましょう。長く快適に使えるように定期的なメンテナンスも忘れずに。

4.騒音は睡眠の大敵
騒音は睡眠を妨げる大きな要因です。車の音やテレビの音など、外部からの騒音が気になる場合は、遮音性の高いカーテンや壁に貼る防音シート、耳栓などを活用しましょう。それ以外にも、時計の秒針の音やスマートフォンの通知音など、音を発するものを置かないようにすることも大切です。
5. リラックスできる入眠儀式
前回のブログでも書きましたが、
寝る前のアロマセラピーやストレッチ、読書や瞑想など、リラックスできる時間を取りいれましょう。
寝る前に毎日決まった行動を繰り返すことは、心と体を睡眠モードへと切り替えるための習慣となります。
これは、赤ちゃんが寝る前に絵本を読んでもらったり、子守唄を歌ってもらうのと同じように、大人にとっても効果的な方法です。
色々出来ない!という方、着心地の良いパジャマに着替えるなど、簡単なものから始めてみるのも良いかもしれません。
小さな工夫で大きな変化を
快適な睡眠環境を作るためには、いくつかの要素を組み合わせることが大切です。今回ご紹介した5つのポイントを参考に、ぜひご自身の睡眠環境を見直してみてください。小さな工夫でも、毎日の睡眠の質は大きく変わるはずです。質の高い睡眠を手に入れて、毎日をより心地よく、元気に過ごしましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆さんの夜が、穏やかでありますように。