こんにちは!溝口です。
菊と紅葉祭りがはじまり、弘前城近辺は少しずつ秋色に染まってまいりました。
大好きな季節の秋ですが、朝晩は冷える日が多くなってきましたね。
本日は私の大好きな‘‘呼吸する天然繊維‘‘ウールを語らせてください。
ウール愛が止まらないので、第一弾とつけました。笑。
寝床内環境(寝ているときに私たちの身体を包み込んでいる、掛けふとんと敷きふとんの間の空間)が一番良い状態というのは
「温度33℃±1 湿度50%±5 」であることです。
これからの寒い季節、「あったかくした~い!」と寝具を選ぶことはあっても、
「湿度、丁度良くした~い!」という方はあまりいらっしゃらないですよね。笑。
ですが、睡眠の質を上げたいという方、ぜひ湿度のコントロールをやってみてください。
とっても気持ち良くて寝るのが楽しみになります。
どうやったら湿度コントロールできるのか?
汗を吸ってもらわないと湿度の調整はできません。
「肌に近いところは天然素材を」当店ではよくお客様にお話ししている事です。
お洋服を着る時もそうなんですけど、化学繊維よりも汗を吸ってくれる綿素材の肌着を選んで着ていますよね。
だから蒸れずに快適なのです。
汗を吸ってくれる綿。その綿の上を行くのがウール🐑です。
素材ごとの水分吸水量を比較すると
羊毛は綿の2倍、ポリエステルの37倍の吸湿性があります。
更に放湿性にも優れているので、いつでもカラッとしています。
登山する方がウールの靴下やインナーを選ぶのは汗冷えしないから。
保温性はもちろん、吸湿性や放湿性に優れていて弾力もあるウール。
掛けても良いのですが、弾力もあるので、特に敷きの一番肌に近いところに使うことがお薦めです。
どんなに暖かく眠れても、体圧分散できても、湿度コントロールができずに
寝汗をかくことで快適な眠りが妨げられるのは残念な状態です。
大谷選手でおなじみのAIRマットレスも、好評をいただいているオーダーマットレスも、
ウレタンマットレスやベッドマットレスに直接寝るのではなく、ウール製品をプラスしてください。(最後にシーツもお忘れなく!)
その中でも私が大好きな商品が、ドイツbillerbeck社のウールパッド。
気持ち良さが、全然っっ違います。
billerbeckの羊毛ふとんは主にフランスのひつじを使用しています。
フランスはミネラル分を多く含む硬水の地。その気候で育ったひつじは、
ウール特有のカールの質が他の国と比べてとても良い状態です。
また、ひつじの毛といっても、部分によって品質に差があります。
billerbeck社のウールパッドは、特に毛質の良い1,2,3のメインボディのみ使用しています。
牧草地で育つひつじの日々の活動でついた汚れや匂いに影響がなく、
外敵から身を守るためふっかふかの弾力があるメインボディは、
「ロイマリンドウール」(ドイツ語でリウマチを和らげるという意味)と
呼ばれるほど良質な羊毛で、高い吸湿力・発散力・発熱性は寝具の中の
湿気を取り去ってくれます。
最小限の洗剤と多量の水で洗浄した原毛のみを使い、
薬品加工を施さないことによって長期間使用しても、
“クリンプ”という羊毛独特の縮れを保つことができ、へたりにくい。
これが他社のウール製品とは比にならないほどの断熱効果を高めています。
さらに程よい弾力で、下に敷いている寝心地の良いマットレスを一段レベルアップしてくれます。
今使っているマットレスが硬すぎてどうにかしたいけど、マットレスを買い替えるのはちょっと・・・と
いう方にはベッドパッドより厚手のウール敷きもございます。
柔らかくしたくてテレビで宣伝している低反発系のを使ってみたけど、
自分には合わなかった、という方、
お店にまずは体験しにいらして下さい。
まだこちらの商品には話したりない事がたくさんございます。
ウールってそんなに暖かいの???
そんなに良いの???
そんなあなたには、まずこちらを試し履きしてみてください。
足を入れた瞬間、足首までほわっとあったかさを纏うように優しく包まれるルームシューズ✨
この気持ち良さを実感していただきたく、ご来店のお客様に体感していただいたところ、
なんと、入荷1日目にして2軒のお客様宅にお嫁に行ってしまうという売れ行き。
こちらの他にスリッパタイプも入荷しております。
どちらのタイプも裏面は滑り止めがついているのに、スリッパ特有のパタパタ歩く音がしないのも
良きところ♡
この時期、睡眠の質を上げるのに、湯船に浸かってじっくりと身体を温めてほしいのですが
脱衣室や廊下がひんやりしていては足など末端からすぐ冷えがきてしまう、なんてお方に、
まだ温まっていないお台所に立って白い息を吐きながら家族の朝食を作る、なんてお方に、
このルームシューズがあれば、安心してください!履いてます!ですね☺
まだまだご紹介したいかわいいウール達がおりますが、また、次の機会にご紹介させてくださいませ~😊