こんにちは!あんなに暑かったのに、3月になったら冬に逆戻りですね。
さて、先週フェイスブックでもお伝えしましたが、『眠りの森溝口』に土曜朝のテレビ番組『ハッピィ』でおなじみ、
あべこうじさんがいらっしゃいました。
あべさんは弘前市にある廃業してしまった百沢温泉を自費で買い取り
「貴重な温泉をこのまま廃れさせるのではなく、たくさんの人が集う楽しい場所に生まれ変わらせたい」
と再生させるべく奮闘していらっしゃいます。
詳しくは↓↓↓
https://www.asahi.com/articles/ASRDS6SBWRDRULUC017.html
あべさんがやっていらっしゃる百沢温泉再生物語に賛同して、せっかくなのでなにかコラボできたらと
綿の工場がある当店でも「打ち直し」を知っていただきたくご協力させていただきました。
ご存じですか?毎年捨てられるお布団の量。年間約1億枚にものぼると言われております。
およそ日本人1人あたり毎年1枚ふとんを捨てている計算になります。驚きですね(꒪ȏ꒪)
お手頃な化学繊維などの布団を購入してみたものの、暖かくない、寝心地もうーん、
どんなのが良いのかわかんないけどまたネットかホームセンターとか探してみようか!
そんなことを繰り返している方もおられるのではないかな?と推測されます。
年間1億枚のふとんを燃やして灰に・・・いったいどれだけのCO2を毎年排出しているのでしょうか。
廃棄されるふとんのほとんどが今や化学繊維のものが多いですが、中にはコットン(もめん)綿や羽毛など
貴重なお宝原料が使われているものもあります。
天然素材のもめん綿は、
①適度な保温性と吸湿性がある(寝床内を適度な温度に近づけてくれ、汗をぐんぐん吸ってくれます。良い睡眠の条件でもあります。)
②静電気が比較的発生しにくい(ほこりを吸着しにくいのでアレルギーの方にもやさしい。)
③へたっても日に干すことで湿気を放出して回復してくれる
④リフォームで新品同様に蘇らせることが出来る。(サイズも綿の量もお好みで直すことができます。)
こんなに良いところがたくさん。
大量生産しやすい化学繊維と比較すると、綿の方がお値段はやや高めですが、おうちや実家で眠っている綿を
再利用して打ち直すとエコな上にリーズナブル!
羽毛ふとんは1枚あたり水鳥100~200羽分の羽毛が、
綿布団1枚あたりおよそ綿畑100坪分の綿花が使われています。
植物や動物からいただいた素晴らしい恵みを簡単に捨てるなんてもったいない話です。
自社工場での打ち直しは、綿をふわっふわに打ち直すだけでなく、
オゾン処理と熱風処理を施す為ダニやハウスダスト・ダニの死骸などを除去し、しっかりと殺菌、
カビ、湿気などにも対応、衛生的なおふとんを熟練の職人がお作りしますので、安心してお使いいただけます。
すぐ捨ててしまうものを買うのではなく、良いものを長く。また、今ある“いいもの”を見直して、
身体にもお財布にも優しく、そして未来の地球環境を考えて、身の回りの出来ることから
少しずつ変わっていけたらいいですね。時代はSDGs。若い方にはほとんど知られていない
かもしれないけれど、綿の打ち直しを知っていただけたら嬉しいです。
急遽その場で動画を撮っていただきありがとうございました!なので噛んだり多少の言い間違えはご愛敬で(;▽;)